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ミストで大阪を冷やせ、官民共同作戦
このニュースのトピックス:汚染、公害
大阪市がヒートアイランド対策として行っている水道水を霧(ミスト)状にして散布する事業で、市水道局が16日まで、連携して事業にあたる民間企業のビジネスパートナーを募集している。行政がミスト散布の事業化に乗り出すのは全国初で、日本一暑いとされる“大阪の夏”を市と民間で冷やそうという試みだ。
ミスト散布事業は、ビルの壁面や屋上などにミスト散布し、水が蒸発する際に熱を奪う現象を利用して周辺の温度を下げる。今回実施する「ドライ型ミスト散布」では、水道水を0・01ミリ程度の細かな水粒子にして散布する。この程度の大きさなら触れてもぬれることはないという。使う水も少量のため、水道使用料もわずかで済む。
同型のミスト散布は昨年、世界陸上大阪大会会場周辺や大阪・心斎橋筋商店街など市内8カ所で試行実施。商店街では最大で5・7度の気温低減効果があったという。
応募企業には企画書を提出してもらい、コンペによって1社を選定する。市は連携企業としてノズル業者などを想定している。業者が機器設置を担当し、市は水質の点検や給水装置の管理にあたることができるという。ミスト利用を希望する企業に対しては、ミスト分の水道料金減免を予定している。