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道路特定財源「地方に税源移譲すべき」【石原都知事会見詳報】(2完) (2/3ページ)
−−三宅島の航空路再開で、1週間で4日運航、3日欠航だったが
「これもしかし前から予測されたことでしてね、だいたい関東近海というか伊豆諸島の風向は北東の風が圧倒的に多いんですね。それが吹くと、ちょうどあの飛行場(三宅島空港)にガスが下りてくるんですよ。ですからね、そういう風の比率からいうと、前にも申し上げたけれど霧がかかりあるいは雨が降ってですね、それにガスが混じると化学的に硫酸になってしまうんですね。だからやっぱり飛行機が傷みましてね、危険飛行になるんですね。それから(羽田に)帰ってきても、硫酸にさらされた機体は念入りに洗わないと腐食が進みやすい、ということで非常に航空会社もリラクタント(しぶしぶ)だったんですが、まあ進入してくる高度のどのあたりで今日はガスがある・ないかっていうのが、技術が進んで測定できるようになりましたので、飛ぼうということになったんだけれども、ご指摘のように風の向きは人間の力では変えられませんから、それぐらいの比率で欠航ってのは仕方ないと思いますね」
−−最近、国内では地震が多発し、宮古島では初めて緊急地震速報が流れた。知事として緊急地震速報について訴えることは
「だいたいどこの家でも誰かテレビをつけっぱなしにしているわね。ウチの奥さんなんか、時計を見るよりテレビを見たほうが早いからってつけていますがね。テレビだと放映中でも画面に警報が出ますよね。たびたび言っていることだけれど、人間は誰も、生まれた限りは死ぬんだと。パンダだってね。分かっているけれど、自分が死ぬって信じている人間ていないんですよ。哲学の問題だろうけどね。ですから地震でもね、識者は『石原さん、地震は来るよ、東京は危ないよ』と言うけど、『あなたのところは木造じゃないか』と言うと『いやここは大丈夫だ』と、なぜか自信を持っていますな」
−−備えなくしては、迎え撃つことはできない
「本当にああいったときには数秒、数十秒の時間が決定的な結果を生みますからね。おっしゃるとおり、私はこの地震国だから、技術も発達したんで、本来なら義務化するとか、できれば福祉行政でそういうもの(警報機器)をタダで供与するのが好ましいんじゃないかと思うけれど、そこらへんのところは難しいですな」
−−道路特定財源については地方への税源移譲を求めるという考えか
「まさに税源移譲ですよ。地方分権、分権と総論ばかり出ているけれど、こうやってフォーカスされた出来事、政治イシューですから、一点突破・全面拡大でね、これをそういう形にすることで税財源の移譲ってのはだんだん膨らんで、進んでいくんじゃないかな。とにかく具体的なことを何かやらない限り、国はもう口ばっかり言っているけれど、あなたも勉強しただろうけれど、小渕内閣でできた地方分権一括法で『税財源の分与は中長期の問題である』という付記があるんだから。長期っていったら、半世紀たってもできないことがいっぱいありますよ」