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橋下知事が売却方針の博物館敷地から大型首長墓 売却は不可能? (1/2ページ)
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大阪府の橋下徹知事直轄の改革プロジェクトチーム(PT)がまとめた「財政再建プログラム試案」(PT案)で施設売却の方針が示されている府立弥生文化博物館(和泉市)の敷地地下に、弥生時代の大型首長墓が埋まっていることが1日、関係者の話で明らかになった。隣接する国指定史跡・池上(いけがみ)曽根遺跡の関連遺跡として追加指定される可能性があり、売却は事実上、不可能だという。同博物館を所管する府教委は同日午後、改革PTとの公開議論でこうした説明を行うとみられる。
同博物館は平成3年、隣接する池上曽根遺跡の発掘調査の成果をもとに、弥生時代をテーマにした日本唯一の歴史博物館として開館した。建物の地下遺構は破壊されていたが、国道26号からの進入路近くからは、同遺跡の首長層を埋葬した大型方形周溝墓(しゅうこうぼ)が数基確認された。このため、墓群は盛り土して保護している。
この土地を売却する場合には発掘調査を行うが、史跡から100メートルほどしか離れておらず、「近畿で数少ない弥生の大型周溝墓群」として、追加指定されるとみられる。
PT案は同博物館について、展示物を「近つ飛鳥博物館」(河南町)に移転し、施設は売却するとしている。