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やすしがアチャコがダイマルが… お笑い玉手箱ワッハ上方、橋下改革で風前の灯火 (1/2ページ)
借金まみれの大阪府の財政状況を立て直そうと橋下徹知事が取り組んでいる改革で、大阪・ミナミにある府立上方演芸資料館(愛称・ワッハ上方、大阪市中央区)の存続が危ぶまれている。
横山ノック元知事時代にオープンした全国で唯一の「笑い」の資料館。上方芸人は、「ワッハ、どないなるんやろ」という心配する声があがっている。
ワッハ上方は平成8年秋、大阪・ミナミの吉本新喜劇本社の向かいに誕生した。「笑い」を大切にする大阪の文化にふさわしい芸能として発展してきた演芸・喜劇の魅力を伝える「上方演芸のテーマパーク」だ。
これまで収集した資料は約5万点に及ぶ。
初代桂春団治の懐中時計や、浪曲漫才の宮川左近の衣装、中田ダイマル・ラケット直筆漫才台本や愛用品、横山やすしや人生幸朗の舞台衣装など、関西で育った人たちにはなじみの芸人の資料が展示・収蔵されている。
またホール、小演芸場などを備え、テレビなどのひのき舞台に出演できない若手落語家や漫才師が腕を磨く場所として利用している。
ところが橋下知事は、財政の立て直しを目的に、府営施設25カ所について抜本的見直しを表明。このうち赤字額が平成18年度だけでも4億円を超えるワッハ上方は、いの一番で見直しの対象になった。
橋下知事は、年間の賃料2億8000万円が高すぎるのではないかと指摘。
知事の命を受けた改革プロジェクトチームは「約5万件の寄贈資料の保存、展示は必要だが、低コストによる運営が必要」として、展示機能は移転、若手芸人らが発表の場として使用しているホールは廃止する案を示している。
ただ移転先として浮かんでいる府庁新別館のフロアは、同じ大阪市中央区でも官庁街のど真ん中。「笑い」とは縁遠い場所だ。
こうした動きに、上方演芸の関係者は危機感を募らせている。
ワッハ上方の運営懇話会名誉顧問を務める上方漫才の大御所、喜味こいしさんや、同懇話会委員長で、直木賞作家の難波利三さんらは記者会見で「(施設がある)ミナミは笑いの文化の発祥地。なんとか残してほしい」と存続を訴えた。


















































