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【橋下知事、あなたの意見は?】(20)単年度赤字は大阪府だけ
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財政力指数では、全国上位の大阪府だが、年間の「入」と「出」を表す単年度収支でみると、都道府県の中で赤字は大阪府だけだ。しかも9年連続。とりわけ、借金返済のために一時的に取り置いていた貯金(減債基金)まで取り崩している点が深刻である。
財政力が高いのに、収支が悪いのは、身の丈を超えた支出があるからにほかならない。大阪よりも財政力が低く、財源が小さい自治体も、大阪よりは支出を抑えているという言い方ができるだろう。
大阪府羽曳野市の主婦(65)はファクスで《橋下徹知事の政策で一番共感することは「収入の枠で予算を組む」と言われたこと》と記していた。府財政も最初から収入を度外視していたわけではないだろうが、バブル崩壊後、税収が減ったのに、うまく支出を抑えられなかったことが、問題を深刻化させたようだ。
45歳の男性は、財政破綻(はたん)の原因について《公務員の人件費が高すぎる。財政が良いときには上がっても良いが、財政が悪いのに下がらないと理屈にあわない。税金を支払うためにお金をかき集め、残ったわずかなお金で生活している国民を馬鹿にしている》との意見を寄せた。
収支バランスが取れていない場合、収入を増やすか支出を減らすかという方法をとることになる。例えば、愛知県の場合、バブル崩壊で県税収入はいったん落ち込んだものの、その後、景気回復とともに税収が伸び、今ではバブル期以上の県税を得ているという。
前任の太田府政は企業誘致などを進め、愛知県のように税収を拡大させることに重点を置いたのかもしれないが結果を出すまでには至らなかった。一方、橋下行革は、支出のカットに軸足を置く。経費削減で一気に財政を立て直す考えのようだ。(河)


