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橋下知事が初の外遊に出発
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大阪府の橋下徹知事は27日夜、2010年に開かれる上海万博の会場視察などのため関西空港を発ち、中国・上海市に到着した。上海万博については府と大阪市が合同で出展表明をしたばかりだが、今後、経済界の協力をどのように取り付けるかが課題。今回の視察を通じて具体的なアピールポイントを自ら構想するとみられている。
この日午後7時前、関西国際空港から上海に向けて出発した橋下知事は約2時間半後、現地に到着。報道陣に感想を求められたが、「初めての中国なので…」とだけ言い残し、宿泊先のホテルに向かった。
上海万博について、府は今月14日、「環境先進都市・水都大阪の挑戦」をメーンコンセプトに、大阪市と合同で出展することを中国側に表明し、現在、参加都市を決める中国側の選定結果待ちの状態。今回の出張で橋下知事は韓正・上海市長との会談も予定しており、その場で出展了承が告げられる可能性もある。
府と大阪市は、上海万博会場の屋内スペースにブースを設け、治水対策や水質浄化技術、水辺空間の整備など水と環境に関する取り組みを映像やパネルで紹介する計画を立てている。出展費用は約4億円を見込んでおり、企業の協賛をどれだけ得られるかがカギとなる。
橋下知事は25日の定例会見で、「『環境と水』というコンセプトを練り上げ、大阪市とも基本的な合意を得た。あとはこのコンセプトにどれだけ企業が賛同するかで、そのために私は一生懸命汗をかく」と意欲をみせており、今回の会場視察で企業側を説得させられる、できるだけ多くの材料を見つける方針。
28日は上海万博の会場を視察した後、韓市長との会談、上海に進出している大阪の企業関係者との懇談、時速430キロの出る上海リニアモーターカーの試乗をこなし、同夜、帰阪する予定。

