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議場でも“橋下節”が炸裂 大阪知事 (2/2ページ)
このニュースのトピックス:橋下府政
極めつけは11日の一般質問。非行少年の自立支援施設について取り上げた民主府議が、橋下知事が以前に執筆した著書について「『罪を犯した少年のために税金をつぎ込む必要があるのか』と書いてある。出版物を回収すべきだ」と指摘。知事は反論のため、答弁を求めたが認めらなかった。
この後、知事は別の質問への答弁で「子供たちには、人の著書の一節を前後の脈略もなく引用し、答弁の機会も与えないような卑怯(ひきよう)な大人になってほしくない」とまくし立て、議場はヤジで騒然となった。終了後、民主側が「質問と関係ない答弁をするのはルール違反」と府議会議長に申し入れ、3度目の議事録削除という「極めて異例」(府議会事務局)の事態となった。
◆関西大学社会学部の黒田勇教授(メディア論)の話「本人はパフォーマンスと思っていないだろうが、メディアの向こう側の読者や視聴者を意識したタレント的発想が知事になってからも抜けず、それが発言にも表れているのでは。知事の大変さにうろたえている部分もあるのかもしれない。議会や職員を敵視するのではなく、もっと真面目に向き合って議論すべきだ」
◆フリープロデューサーの木村政雄氏の話「いちいち相手を打ち負かそうとし過ぎ。コメンテーターとしてなら面白いが、知事としては言葉の軽さがマイナスになっている。橋下さんは大阪流のしたたかな話術をもっと磨いた方がいい。大阪人の割にはその辺が足りない。やろうとしている方向性は間違っていないと思うが、そこに向かう手段はいろいろあることも頭に置いてほしい」

