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大阪府の人件費削減どうなる 紆余曲折も予想 (2/2ページ)
このニュースのトピックス:橋下府政
国家公務員の給与を100として自治体給与を比較するラスパイレス指数でみると、北海道は90・5で全都道府県で最低。19年度の月額平均給与は40万円を切る約39万円にまで下がった。職員労組の反発は、給与の減額がぎりぎりの線まで来たためだった。
大阪府に隣接する兵庫県も4月から1年間、警察官、教職員を含む全職員の月給を平均8%カットする方針だ。19年度のラスパイレス指数は100・9で月給の平均は約47万円。国の水準を超えているが、20年度は本給カットで大幅に落ち込む見通しだ。
大阪府の職員はこれまで本給の直接カットには至っていないが、11年度に昇給の2年間見送りを決定。府人事室はこれが事実上の本給削減につながり、年間480億円のカットになっていると算定する。これに加え、17年度から3年間、ボーナスの4〜10%カットを断行した。20〜22年度も続ける条例改正案を今議会に提案している。
こうした取り組みの結果、10年度に都道府県別でトップだった府のラスパイレス指数は13年度に最下位となり、19年度も42番目の97だ。
「これ以上、削減すれば、人が集まらなくなる。警察官や教職員が他県に流れ、治安や教育に影響が出てくる」。府庁内からは、こんな声が漏れ始めている。