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【橋下知事、あなたの意見は?】(2)府財政、家計に例えると… (1/2ページ)

2008.3.15 17:25
このニュースのトピックスどこへ行く、橋下府政

 橋下行革の是非の前に、まず、大阪府の財政状況がどんな状態にあるのかを考えたい。府財政はバブル崩壊による税収の激減で収入が減っているのに、義務的経費がかさみ、予算編成をするのに多額の財源不足が続いている、というのが簡単な構図だ。

 多少乱暴かもしれないが、これを「大阪太郎さん一家」に見立てて考えてみると、こんな感じではないか。太郎さんの収入(税収)は順調に伸びていたが、バブル崩壊で収入が3分の2程度に減ってしまった。

 自宅のローンもかさんでいるし、車のローンもある。収入が増えたのにあわせて子供を塾にいかせたり、妻も趣味の教室に通うようになった。大学に通う子供の仕送りもある。

 これらは、府でいえば、ハコモノなど大型公共事業による負債であり、教育文化施策などの充実や市町村への補助金などにあたるだろう。

 太郎さんとしては、無駄遣いをしているつもりはなく、収入に応じた支出をしていたつもり。だが、収入が減っても「塾をやめろ」「仕送りを減らす」とも言い出せなかった。だが、収入だけではやっていけない。仕方なく、貯金(基金)を取り崩してしのいできたが、そろそろ貯金も底をつきそうで、家計の破綻(はたん)(財政再建団体への転落)が近づいている、という感じだろうか。

 大阪府の経常収支比率は、平成17年度決算で全国の都道府県でワースト2位の98・6%。職員の人件費や借金返済などにかかる必要経費が支出のほとんどを占める計算で、仮に太郎さんが、年間1000万円の収入があったとしても、986万円が食費やローンなどの費用で消えてなくなることになり、遊興費など自由に使えるお金は年14万円しかない。

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