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【石原知事会見詳報(2)完】「民主の質問、専門性あったが…」新銀行審議に不満 (1/3ページ)
−−新銀行東京について、開業から3年間を振り返って、この時点で対応を取っていれば…というターニングポイントはあったのか
「これはね、まだね、詳細に経緯をつまびらかにしてないですからね。今の質問に答えにくいけどね。取締役会との意思の疎通というか、風通しがもっとよかったら、違ったなあと思いますね。今から言ってもしようがないけど、僕はね、今あれ(委員会等設置会社=業務執行と経営監督を分けること)がアメリカ式で世界共通になりつつあるみたいだけど、日本の株式会社としては違うと思いますね、執行部と監査を2つに分けるのは。それで、あれだけの人員をそろえながらね、既存のシステムの中で監査役っていてもいなくてもいいような存在だった。ただ、西武の事件ではね、監査役が弁護士だったんで一躍その存在感がクローズアップされて、ああいうことになったけどもね。従来の監査役の存在感の域を出なかったね、(新銀行の)取締役会は。これはちょっと残念ですね」
−−取締役議長の大塚俊郎氏(元都副知事)から知事に具体的な情報は来てなかったのか
「それはね、どうもね、大塚さんも、うすうす焦げ臭いというか、何かちょっと不安定、不安な気がしますなあ、と感じで。もっと調べたら、と言っているうちに、もう少し幅のある情報がもたらされて、それでこのままじゃダメだと言って執行部を変えたわけですけども。あと、森田さん(前代表執行役の森田徹氏)が来て彼がリーダーになって過去の調査をしましたが、ある時点で、森田さんが就任してから受けている報告が実際に違うということを、彼が顔色を変えて僕に言ってきたね」
−−知事と親しい役員もいたが、なかなか情報は上がってこなかったのか
「いや、知己のある取締役は複数いましたけども。はっきり言って、私がこういう人が必要と思って、梶原くん(新銀行東京の社外取締役の梶原徳二氏)に入ってもらった。彼はどうも情報が正確に伝わってこない、と。非常に心配というか心外というか、そういう考えを漏らしてました。今になってみると、それ当たってたっていうし、しかし、組織ですからね、個人うんぬんじゃなしに、取締役会として機能してもらいたいということを言って、お願いしましたけども」