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23年度に「焦げ付き600億円」 新銀行東京
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開業3年で1000億円の累積赤字を抱える新銀行東京の融資先デフォルト(債務不履行)が、再建計画最終年の平成23年度に600億円に膨れあがることが11日、同行の試算で分かった。焦げ付きは無担保融資が中心で、融資総額の25%程度を占めるという。一方、都の400億円追加出資の可否を審議する都議会予算特別委員会が11日開かれ、都は新銀行の今年3月末の累積赤字が、1016億円になる見通しを明らかにした。
委員会で都は、追加出資がなければ、平成20年度末には自己資本比率が経営健全性を示す国内基準の4%を割り込み、金融庁から早期是正措置が発動されると説明。銀行設立を主導した石原慎太郎知事は「伏してでも都議会、都民の皆様のご協力をお願いしたい」と理解を求めた。
新銀行は昨夏以降、外資系の金融機関も含め統合などを模索した。しかし、いずれも不調に終わり、(1)追加出資(2)事業清算(3)預金保険法に基づく破綻(はたん)処理−しか選択肢はないと判断した。
都は400億円の内訳を、自己資本の維持に80億円▽リスク対応に280億円▽新規業務や風評などの備えで40億円−と説明。都が追加出資した場合、20年度末の自己資本比率は49%となる。
また、新銀行が融資している1万3000社のうち、19年12月末で5635社の赤字や債務超過企業だったことも判明した。

