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「累積赤字1000億超」新銀行東京 都議会で明らかに (1/2ページ)
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多額の累積赤字を抱える新銀行東京に、東京都の追加出資の可否を審議する都議会予算特別委員会が11日開かれ、都は400億円追加出資の算定根拠を初めて示した。
出資しなければ、平成20年度末に自己資本比率が経営の健全性を示す国内基準の4%を割り込み、金融庁の早期是正措置が発動されることも判明。銀行設立を主導した石原慎太郎知事は「伏してでも都議会、都民の皆さまのご協力をお願いしたい」と理解を求めた。
都は、今年3月末時点の新銀行の累積赤字が、1016億円に上る見通しも明らかにした。
新銀行は昨年夏以降、経営再建に向けて国内銀行のほか、外国銀行を含む外資系6社と統合や資本提携を念頭に交渉を続けてきた。しかし、いずれも不調に終わり、都は「追加出資」「事業清算」「預金保険法に基づく破(は)綻(たん)処理」しか選択肢はなかったとした。
都は400億円の内訳を、自己資本の維持に80億円▽リスク対応に280億円▽新規業務や風評などの備えで40億円−と説明。都が追加出資した場合、20年度末の自己資本比率は49%となる。
また、新銀行は現在1万3000社に融資しているが、19年12月末時点で、5635社の赤字や債務超過状態の企業に融資。これは全融資先の43%に上り、融資残高は415億円にのぼるという。これらの融資先の債権は整理回収機構に移管される可能性が高く、融資先従業員ら約8万3000人に影響が及ぶとした。
新銀行の再建計画が始まる20年度から4年間に発生するデフォルト(債務不履行)の累計は約285億円と見込まれることも明らかにした。



