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平城遷都1300年祭 協会「走りながら考える」 (1/3ページ)
このニュースのトピックス:歴史・考古学
事業規模を大幅縮小した「平城遷都1300年祭」の新しい実施基本計画案が12日、発表された。企業などからの寄付金集めが厳しい現状などを踏まえ、来場者予想も下方修正。復原中の平城宮跡・第1次大極殿正殿周辺を会場とした遷都1300年の記念祝典を中心イベントとし、皇室関係者や海外の来賓も招待して「平城京宣言」(仮称)などを朗読するという。だが、事業協会が「走りながら考える」と打ち明けるように、自治体の予算負担割合など、先送りされた課題も多い。
事業資金
予算は、従来の3分の1以下の100億円まで圧縮。当初計画では、県や奈良市などが協会に拠出する「公的資金」が145億円、企業の寄付金など「民間資金」を105億円、入場料収入など「営業収入」を100億円−と見積もっていたが、新計画では原則入場無料のため、営業収入はゼロ。民間資金も20億円まで圧縮した。
しかし、公的資金には県や奈良市などが単独支出する予算は含まれず、関係市町村の負担割合も未定。「現状では寄付は厳しく、ほとんどが協賛金や広告費になる」(同協会)とする民間資金も現状はゼロで、これから集めることになる。
平城宮跡が国営公園に指定されたものの、国が宮跡を整備する負担額は未定。同協会は「決まるのは、概算要求時期の今年夏ごろ」としている。
建物
パビリオンの性格について、同協会は「従来の『仮設・一過性型』から『恒久・継続型』に切り替えた」と説明。建設する「平城京歴史館」(仮称)と「四季のなら館」の2館については「国営公園整備後も引き継げるような施設にしたい」としている。
2館の建設費は、それぞれ数億円規模の見通し。別々の建物、もしくは複合施設となる可能性もあるという。




