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「身の丈」に計画縮小 平城遷都1300年記念事業
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平成22(2010)年に奈良市の平城宮跡を主会場に開催される平城遷都1300年記念事業について、奈良県などでつくる事業協会は12日、事業規模を当初計画から大幅に縮小した新しい実施基本計画案を発表した。予算は350億円から約3割の100億円、パビリオン数も10館から2館に減らし、来場者予想を500万人から「最大250万人程度」に下方修正。節目を祝う記念祝典が中心となり、同協会は「身の丈に合う規模に見直した」としている。
18年2月に策定された当初計画では、大規模な集客型イベントが描かれたが、企業などからの寄付金や協賛金を中心に105億円を見込んだ民間資金の集まりが厳しいことや、文化庁が宮跡でのパビリオン建設に難色を示したことから、軌道修正を迫られていた。
新計画案では、事業を「平城遷都1300年祭」と命名し、平城宮跡会場での会期を4月下旬〜11月中旬と設定。予算のうち80億円を同協会が負担し、残る20億円を協賛金や寄付などで賄う。
パビリオンは、バーチャル映像などで古代世界を再現するシアターなどを備えた「平城京歴史館」(仮称)と総合案内センター「四季のなら館」(同)の2館のみを建設。同祭は原則入場無料だが、シアターなど一部施設は有料となる。