[PR]
ニュース: 政治 RSS feed
“銅剣の里”レプリカの県独占に町民が「返して」 島根・斐川町
このニュースのトピックス:地方自治
昭和59年に銅剣358本(国宝)が出土した島根県斐川町で、県が保管する銅剣の返還を求める声が上がっている。町立博物館にはレプリカばかりなのに、県は昨年3月に開館した県立博物館の目玉として銅剣を一堂に展示。町民は反発し「“銅剣の里”なのに寂しすぎる。一部でも返して」と訴えている。
斐川町の荒神谷遺跡で全国最多の銅剣が見つかったのは59年。銅剣は修理のためいったん地元を離れたが、その後も町には戻らず県の収蔵庫に眠っていた。
地元展示を望む町民らは約3億円の募金を集めて町に寄付。町は県と返還交渉を進める一方で平成17年10月、銅剣が展示できるように空調や防火設備のある町立荒神谷博物館をオープン。しかし、県は「警備上の不安や(国宝の)管理責任の問題がある」(文化財課)として難色を示し、同意には至っていない。
町立博物館は現在、銅剣の一部を年1回、1カ月半限定で県から借りて展示。一方、約20キロ離れた新設の県立古代出雲歴史博物館(出雲市)には、銅剣がずらりと並んでいる。
「荒神谷ボランティアガイドの会」の伊藤憲吉会長(74)も「銅剣も発掘場所に戻りたいはず。いろいろ課題はあるだろうが、地元で常設できれば」と話している。
このニュースの写真
関連トピックス
[PR]
[PR]


