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橋下氏 無党派層6割近く支持
27日投開票が行われた大阪府知事選で、産経新聞社が27日、投票した有権者を対象に行った出口調査で、橋下徹氏は自民支持層の8割、府本部が支持した公明支持層の9割5分を固め、無党派層からも6割近くの支持を受けて他候補を圧倒していたことがわかった。橋下氏は自民府連から推薦、公明府本部から支持を得て、両党支持者から高い支持をあつめたうえ、高い知名度という強みを発揮し、無党派層からも支持を集めた。
出口調査は府内40投票所の2013人から回答を得た。
選挙戦中盤の14〜17日に行った産経新聞社と関西テレビ放送の合同世論調査と比較すると、橋下氏は公明の支持層の支持が2割以上伸びており、終盤に入り支持が高くなっている。さらに、中盤戦の世論調査では無党派層の支持も2割に満たなかったが、出口調査では3倍近い支持をあつめてており、選挙戦後半で一気で今回は大きく票を伸ばしたようだ。
これに対し、熊谷貞俊氏は出口調査で推薦を受けた民主党の支持層の7割近くをかためたものの、無党派層の支持は3割に満たなかった。中盤戦の世論調査では民主の支持層の6割余りを固めていたが、終盤にいたっても支持は伸びていないことが示されている。
梅田氏は推薦した共産の9割近くに浸透したものの、ほかは社民の2割近くをおさえただけで、他党は伸び悩んだ。
一方、男女別では、橋下氏は女性の6割から支持を得ており、人気の高さが目立った。女性の支持は熊谷氏は25・4%、梅田氏は13・8%しかなかった。
年代別では、橋下氏は20、30代で6割を超える高い支持を集めたほか、40代以上でも過半数を占め、各年代で高い支持を得ていた。熊谷氏は当初、高齢者層に浸透しているとみられていたが、50代から70代以上では3割台の支持しかなく、20〜40台は2割台だった。
投票の基準としては、橋下氏を選んだ人は8割近くが「人柄」と答え、「指導力」も6割近くに達した。橋下氏がテレビなどで浸透した知名度やイメージが投票行動を左右し、有権者が強いリーダーシップを求めていたことが分かる。
一方、新知事に臨む重点政策としては、財政再建団体入り直前の状況にある「財政再建・行政改革」が最も多く、32・6%を占めた。大阪は景気回復の恩恵に浴していないことから、「景気対策・雇用」が次いで多く、25・8%だった。