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NZ女性が夕張再生の本 手紙形式で「変化」提言
このニュースのトピックス:倒産・破綻
「せっかくの倒産なんだから観光をテーマにして人を呼び込んでみては?」。札幌市在住のニュージーランド人、ナタリア・ロシナさん(36)が、財政再建団体となった北海道夕張市の再生に向けたアイデアの数々をつづった「夕張への手紙」(日経BP社)を出版した。
「ヒマワリを植えてバイオ燃料に」「飲食店は(特産の)夕張メロンを使ったメニューを」
夕張の人々にあてたアドバイスはそれぞれ具体的で、自然食品販売会社を経営する経験も生かし「転んでもただで起きない夕張」を提言。岩手県立大の経営学の講座では「自治体だけでなく企業経営にも参考になる」と、四月から教材に使われることが決まっている。
昨年四月に初めて夕張に足を踏み入れた際、道路脇の「ようこそ夕張へ」と書かれた看板が、赤黒くさびているのに気付いた。
「さびた看板でウエルカムはやめよう」と呼び掛けると、間もなく“変化”が起きた。市民の有志で看板を塗り替えることになり、ロシナさんも駆け付けたという。
本にはモスクワ生まれの自身の生い立ちも盛り込んだ。ロシナさんは「子供のころ貧乏で苦労したからこそ夕張に目が向いた」と話している。

