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介護事業所HP掲載手数料 大阪高すぎ 苦情受け減額へ 

2007.10.5 14:40
このニュースのトピックス地方自治

 大阪府は5日、ホームページ(HP)での紹介が義務づけられている介護サービス事業所の掲載手数料について、来年度から減額する方針を決めた。手数料が近畿2府4県で格段に高いことが原因で、事業所からの苦情が1年間で300件を超えていた。昨年4月に施行された介護保険法の改正法で、府側がHPを立ち上げて事業内容を紹介することが定められたが、スタート1年半で見直しを迫られた形だ。

 HPの掲載は、介護サービスを受ける利用者が事業所を選びやすいよう情報提供するのがねらい。都道府県が法人を指定し、介護事業所用のHPを開設したうえで、事業所から手数料を徴収する。

 ところが、各自治体による料金設定はまちまちで、大阪府の場合、1サービスの紹介で6万1600円。サービスを増やせば高くなり、10種類では60万円を超える。一方、近畿の他府県の1サービスあたりの手数料は、京都府4万7000円、兵庫県4万9000円、和歌山県と奈良県が5万2000円で、大阪府が突出している。

 手数料には、システムの維持管理費や事業所の調査費などが含まれているが、料金の設定は各自治体の試算に任されており、それぞれの条例で定めている。

 このため、新制度が始まった昨年4月以降、HPを運営する府の出資法人・府地域福祉推進財団には苦情が殺到。「高くて支払えない」「何とか分割できないか」などという電話やメールも相次いだ。新規登録が多かった最初の1年間で、計335件にのぼり、ほぼ毎日苦情が来ていた計算になる。

 手数料を独自に試算した事業所からは「見積もった価格より高すぎる」という不満も寄せられていたことから、見直しに乗り出した。

 府によると、減額は近畿では初めてで、今後他府県の例などを参考にして新しい手数料を算出。来年2月府議会に条例改正案を提出し、4月から新価格にしたいとしている。担当の府事業者指導課は「苦情があまりに多かった。手数料を下げることで、事業所のサービス向上に期待したい」と話している。

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