ニュース: 訃報
伏見康治氏(元学術会議会長、参院議員)
日本学術会議会長を務めた物理学者で大阪大、名古屋大名誉教授の伏見康治(ふしみ・こうじ)氏が8日夜、老衰のため死去した。98歳。通夜は12日午後6時、葬儀・告別式は13日午前11時半、横浜市港北区菊名2の1の5、妙蓮寺で。喪主は長女、康子(やすこ)さん。
昭和8年に東京帝国大物理学科を卒業。大阪大教授、名古屋大教授、名古屋大プラズマ研究所(現・自然科学研究機構核融合科学研究所)初代所長などを務め、52年から57年まで日本学術会議会長。58年の参院選比例区に公明党・国民会議から立候補し当選、1期務めた。
政府・自民党が29年、原子炉建造予算を打ち出したことを受け、「自主、民主、公開」の3原則を掲げた「原子力憲章草案」を書き上げ学術会議に提出。同会議はこの3原則を守るよう政府に申し入れ、30年に公布された原子力基本法に盛り込まれた。