ニュース: 訃報
ジュールス・ダッシン氏(「日曜はダメよ」などの映画監督)
このニュースのトピックス:感染症
【パリ=山口昌子】「日曜はダメよ」などで知られる米国のジュールス・ダッシン監督が31日、ギリシャ・アテネの病院で、インフルエンザの合併症のため死去した。96歳だった。
病院筋によると、ダッサン氏は数日前から体調を崩して入院していたという。ギリシャのカラマンリス監督は同夜、「ギリシャは喪に服した」と述べ、その死を悼んだ。
1911年12月18日、米コネチカット州生まれ。50年代の米国の赤狩り旋風でギリシャに移住。60年製作の「日曜はダメよ」は、後に妻となるギリシャ人女優メリナ・メルクーリさんが主演し、カンヌ国際映画祭でメルクーリさんが主演女優賞を受賞。同名の主題歌とともに世界的にヒットした。
他にギリシャ悲劇に題材をとった「トプカピ」など。94年にメルクーリさんが死去後、ギリシャの名誉市民権を獲得。メルクーリさんの遺志を継いで大英博物館に収容されている古代ギリシャの大理石彫刻群の返還運動に参加した。

