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【ゆうゆうLife】退院後はどこへ(中)介護を阻む「医療行為」の壁 (1/3ページ)

2009.5.12 07:59
このニュースのトピックス救急搬送受け入れ問題
口から食べられなくなり、胃ろうから栄養補給を受けている男性。胃ろうの利用者を敬遠する公的施設も多い=東京都台東区の介護付き有料老人ホーム「アミーユ隅田公園」口から食べられなくなり、胃ろうから栄養補給を受けている男性。胃ろうの利用者を敬遠する公的施設も多い=東京都台東区の介護付き有料老人ホーム「アミーユ隅田公園」

 病気などで口から食べられない患者のため、胃に穴を開けて栄養を入れる「胃ろう」。むせて肺炎を起こしやすい高齢者も、胃ろうをつくって退院するケースが増えている。しかし、胃ろうの栄養補給は医師・看護師の仕事とされ、施設の介護職には認められていない。家族がみられなくても、行き場が限られるのが実情だ。(寺田理恵)

 「夕食だけは口から食べられるようになりました。今日はおやつに、お茶とプリンも」

 東京都台東区の介護付有料老人ホーム「アミーユ隅田公園」で暮らす山田孝雄さん(62)=仮名=は3度の食事のうち2回、胃ろうから栄養補給を受ける。脳内出血を起こして入院した後、記憶は途切れ途切れだが、「病院のようなところ」を何度か転々としたという。

 独身で、退院しても都内の自宅で暮らすのが困難なため、親類の世話で平成18年暮れに入居した。昨年1月、食事がとれなくなり、夕食時にむせて救急搬送されて入院。胃ろうをつくり、要介護認定を受けた。

 1日3食とも胃ろうからの栄養摂取だったが、今年2月には夕食を食べられるまでに回復した。「何とか立てるようになった。1日2回ぐらいは口から食べたいですね」と意欲を示すが、まだ朝と昼は胃ろうによる栄養補給が必要だ。

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口から食べられなくなり、胃ろうから栄養補給を受けている男性。胃ろうの利用者を敬遠する公的施設も多い=東京都台東区の介護付き有料老人ホーム「アミーユ隅田公園」

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