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【ゆうゆうLife】日々、大過なく〜糖尿病患者のサポート(上) (3/3ページ)

2009.4.28 08:02
このニュースのトピックスゆうゆうLife
専門医を受診し、症状が改善された高田さん(手前)。高田さんの状況を総合的に判断した治療がカギだ=東京都葛飾区の加藤内科クリニック専門医を受診し、症状が改善された高田さん(手前)。高田さんの状況を総合的に判断した治療がカギだ=東京都葛飾区の加藤内科クリニック

 加えて、治療中の患者でも、合併症が起こらないように状態をコントロールし続けるのは簡単ではない。血糖値だけでなく、血圧や悪玉コレステロールなどの値を正常にし、患者の生活スタイルに合わせた治療が必要だ。高田さんのように、認知症を発症すると、コントロールはさらに難しくなる。

 日本糖尿病学会の渥美義仁理事は「糖尿病は医師が薬を調整すれば足りるといった病気ではない。患者の食事や運動、生活などあらゆる要素が治療にかかわってくる。100人いれば100通りの治療があり、選択肢の多い医師にかかる必要がある」と、医師の専門性を重視する。

 しかし、患者数に比して、専門医は多くない。現在は約3900人で、単純計算では、1人の専門医が約5700人を見なければならない。専門医は同学会のホームページで検索できるが、地域にいない場合もあり得る。

 治療に専門性が不可欠なこともあり、専門医資格の取得要件は厳格。結果的に「専門医でなくても、糖尿病患者に適切な治療のできる医師は意外に多い」(東京都内の専門医)ともいわれる。しかし、この「隠れた糖尿病医」を探すのは難しい。

 では、患者が医師を探す目安は何か。渥美理事は「専門医以外に、日本糖尿病協会の登録医制度があり、糖尿病の治療に携わる地域の医師が多数、登録しているので参考にしては」とアドバイスする。

 ただ、専門医ほど登録条件が厳しくない。患者も自分に合う医師を根気強く探す必要がありそうだ。

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専門医を受診し、症状が改善された高田さん(手前)。高田さんの状況を総合的に判断した治療がカギだ=東京都葛飾区の加藤内科クリニック

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