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【ゆうゆうLife】独身息子の母介護(4)仲間と共に「幸せ」かみしめ (1/3ページ)

2009.3.12 08:15
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「自分の健康管理も心がけたら、在宅介護が楽しくなり、母も元気になった」と話す伊藤隆之さん(左)と母親「自分の健康管理も心がけたら、在宅介護が楽しくなり、母も元気になった」と話す伊藤隆之さん(左)と母親

 不器用な独身息子らが、母の在宅介護を楽しんで続けるには、同じ介護経験を持つ仲間との交流が欠かせません。全国には、介護で悩んだときに相談できる家族会が多数あり、最近は独身息子らの参加も目立っています。(清水麻子)

 午前11時。母(77)を載せたデイサービス車を見送り、家事を済ませ、ゆっくり朝風呂につかる。「幸せだなあ」。東京都国分寺市の伊藤隆之さん(48)は、しみじみ思う。

 母は要介護5。5年前、認知症と診断された。当時、伊藤さんは43歳。将来独立する夢があり、飲食店で働いていたが、介護役を担うのは自分しかおらず、辞めて介護に専念するようになった。

 収入は母の遺族年金のみだが、伊藤さんは「優しかった母に恩返しができる生活は、とても人間的」と前向きだ。残り物を工夫しておいしい食事を作り、母の便秘解消法を工夫するのも創造的で、また楽しい。

 しかし、かつてはこんな前向きな気持ちではいられなかった。母が認知症と診断される前は、「保険を解約された」と騒ぐ母に腹が立ち、ひどい言葉を投げかけたことも。認知症と判明してからも、この先どうなるか予測がつかず、不安だった。

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「自分の健康管理も心がけたら、在宅介護が楽しくなり、母も元気になった」と話す伊藤隆之さん(左)と母親
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