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【ゆうゆうLife】介護 高齢者住宅での看取り(下) (1/3ページ)
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■グループホームでも課題に
認知症グループホームは、入居者が職員といっしょに家事をするなど、家庭的な雰囲気の施設。認知症でも、要介護度が比較的軽く、動き回れる人に適しているとされます。平成12年の介護保険スタート以降に急増したため、看取り経験のないホームが多い一方、早くから取り組んでいる所もあります。利用者の入居期間が長くなるにつれて看取りが課題になっています。(寺田理恵)
群馬県で認知症グループホームなどを運営する「ケアホーム家族の家」は、介護保険が始まる前から、何人もの認知症高齢者を看取ってきた。渡辺高行代表は「最初から看取りをしようと考えていたわけではなく、初期に入られた方に、がんが見つかったのです」と振り返る。
平成9年4月に入居した70代の男性は脳血管性の認知症のため暴力的になり、入居前にいた病院では看護師にかみつくなどした。ホームに来たときはパジャマ姿で、伸びきったひげ。常に介助が必要な状態だった。翌日から髪を整え、着替えて食事をしてもらったところ、すぐに表情が穏やかになった。
しかし、貧血がひどく、便は真っ黒で、下血している様子。検査の結果、胃にがんが見つかり、余命1年と宣告された。男性の家族は、暮らしぶりの変化を見てホームを信頼したのか、「手術をしないで、ここで看取ってほしい」と希望した。医師も「職員に覚悟があれば」との条件で協力を約束してくれ、ホームで看取ることになった。
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