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【ゆうゆうLife】介護 訪問介護事業所 生き残りをかけて(中) (1/3ページ)
このニュースのトピックス:介護
■障害者向けサービスで専門性磨く
売り上げを伸ばすため、障害者向けのヘルパーサービスに乗り出した訪問介護事業所があります。地域に競合他社が増え、利用する高齢者の奪い合いになっていることや、制度改正で軽度者の長時間利用が制限されたことなどが背景にあるようです。事業所にはどんなメリットがあるのでしょうか。あるグループの取り組みを紹介します。(清水麻子)
「障害をお持ちの方のケアを担当すると、いつも新たな気づきがある。やりがいを感じます」
東京都北区の商店街にある訪問介護事業所「ビーステップ王子神谷」で、サービス提供責任者として働く根本光さん(28)は、うれしそうに話す。
責任者として登録ヘルパーらをまとめる一方で、自らヘルパーとしても出向く。障害者に触発され、今は「その人らしいケア」とは何か、考える機会が多いという。
「高齢者は黙ってケアを受ける方が多く、どんな人も同じケアになりがちな面があります。しかし、障害をお持ちの方は、車いすへの移乗の仕方から小物の置き場所に至るまで『自分のやり方』があり、ヘルパーにしてもらいたいことが明確です。逆に、意思表示が難しい方のお宅に伺ったときも、常に相手が自分に何を求めているか考えるようになりました」と根本さん。
「ビーステップ王子神谷」の高橋由美子所長は「身体障害者から知的障害者、自閉症のお子さんなど、対象が幅広く、さらにその方が望む介護がそれぞれ違います。ヘルパーに求められる介護技術が違うし、高齢者介護で培ってきた技術が通用しないこともあり、難しい部分もありますが、逆に専門性を磨くチャンス。ヘルパーの多くは、障害者の現場に赴くと必ず、『もっと勉強したい』と言います。やりがいにつながっていると思います」と話す。
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