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【ゆうゆうLife】年金 年金質問箱 転職で注意すること (1/2ページ)

2008.11.14 08:23
このニュースのトピックス就職・転職

 □Q:空白を作らず転職したのに未納になるんですか

 ■A:退職日と資格喪失日の関係に要注意です

 厚生年金の保険料は、勤めている会社と社員が折半しますが、社員の退社日によっては、月の保険料がかからない場合があります。保険料がかからなければ、将来受け取る年金額にも影響します。転職などの際には、注意が必要です。(佐久間修志)

 「なんで1カ所だけ、ズレがあるんだろう…」。大阪府に住む加藤幸さん(43)=仮名=は、6月に送られてきたねんきん特別便に記された自分の年金加入記録を見つめ、そうつぶやいた。

 大学卒業後、システム会社に入社したが、過酷な勤務体系などが原因で退職。その後はアルバイトや派遣会社など、たびたび職業を変えてきた。加入記録にも5つの法人の名前が並ぶ。しかし、年金記録には空白を作らないようにしてきた。

 加藤さんが気になったのは、平成10年2月末に退社した派遣会社の加入記録。「資格を失った日(喪失日)」が2月28日となっていたが、これまで月末に退職したほかの会社はいずれも「喪失日」が翌月1日。転職先の厚生年金には3月1日に加入しており、今回だけ「1日」が重複していなかった。

 「ここが気になる」。嫌な予感がした加藤さんが社会保険庁に問い合わせた結果、平成10年2月の保険料は「未納」と判明。当時の給与明細を探してみると、給与から年金保険料が天引きされていなかった。

 病気がちの両親を持つ加藤さんは正社員の職を探すのは難しい。ただ、月の手取りは25万円程度と家計は苦しく、派遣の仕事をいつまで続けられるかと不安もつきまとう。不透明な将来設計の中で「年金だけが唯一の頼り」。それだけに、「未納」はショックだった。

 その派遣会社に、説明を求めるメールを送ると、「『最後の給与から社会保険料を徴収しないでほしい』といった多くのスタッフさんの声を反映した」とする回答が返ってきた。「スタッフの声を反映したというのは単なる言い訳で、会社が保険料を払いたくなかっただけでは」。あきれて物が言えなかった。

 「知らないところで起こった“未納”をどうすればいいのでしょうか。まじめに保険料を払って、年金を受け取ろうとしているのに、こんなことで将来の支給額が変わるのはやりきれません」

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