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【ゆうゆうLife】介護 効率と魅力は両立するか(上)ある社会福祉事業団の取り組み (1/4ページ)
このニュースのトピックス:世論調査・アンケート
希望を持って介護職についても、夢を失い離職する人が目立っています。最大の理由は労働条件の割に低い給与。しかし、介護現場では給与体系が横並びのことが多く、全員に満足いく給与を保障するのは難しいのが現実です。「足並みを揃えて給与を下げ、中堅層のやる気をそぐよりは…」と、人事考課と成果給を導入した施設もあります。経営の効率性と、職場の魅力は両立するのでしょうか。(清水麻子)
「お風呂は嫌いだけど、あんたがそう言うなら入ってもいいよ」
練馬区社会福祉事業団の特養ホームで介護職として働く近藤和人さん(33)=仮名=が日々の仕事にやりがいを感じるのは、高齢者がこんな信頼を寄せてくれる瞬間だ。「介護職になって13年目ですが、今も仕事への熱意は変わりません」と近藤さんは笑顔をみせる。
今年4月には係長に昇格し、部下の育成も任されるようになった。先日は若い女性職員が高齢者との関係に悩み、転職を考えているのを知ってアドバイスした。彼女が壁を乗り越え、再び仕事への希望を取り戻したときには、大きなやりがいを感じたという。
労働条件や給与も悪くないと思う。勤務は不規則だが、夜勤は月に3、4回ほどで済むし、休みも月に10日取れる。月給は来年4月には5万円以上アップして32万円程度になる予定だ。「ようやく努力が実ったという感じです。これで住宅ローンを払いながら、子供2人の教育費もためられます」と近藤さんはうれしそうだ。
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