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年金改竄の実態解明 16日から戸別訪問調査 問題解決には時間も (1/3ページ)
このニュースのトピックス:年金問題
厚生年金の改竄(かいざん)問題への不安が広がっている。不自然な訂正が加えられた可能性のある記録が延べ144万件も見つかったためだ。社会保険庁は改竄された疑いのある年金受給者分約2万件について、16日の東京と大阪を皮切りに順次、職員が該当者を戸別訪問して確認するなど対応に乗り出すが、問題解決にはかなりの時間がかかりそうだ。(河合雅司)
■延べ144万件
社保庁はオンラインシステムの記録約1億5000万件を調査。(1)標準報酬月額の引き下げ処理の同日か翌日に、厚生年金からの脱退処理(2)報酬月額を5等級以上の大幅引き下げ(3)半年以上さかのぼり報酬月額を引き下げ−の3条件に該当するものを抽出した。(1)15万6000件(2)75万件(3)53万3000件だった。延べ144万件だが、社保庁は「会社の届け出漏れや実際に月額が下がったケースも相当数含まれる」(幹部)としている。
社保庁は3条件を満たす6万9000件が「改竄が濃厚」とみて優先して調べる方針。ただ、144万件の詳細を把握しているわけではなく、「1件ずつ調べなければ分からない」(同)というのが実情だ。
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