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【ゆうゆうLife】介護と手をとる在宅医療(下) 受け皿作りで参入後押し (1/4ページ)
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受け皿作りで参入後押し
医療職と介護職の連携は、顔の見える関係を作り上げることが大事です。しかし、それには時間がかかります。そこで連携の“器”を整える取り組みが注目されています。連携が取れる安心感は、開業医の在宅参入を促す効果もあるようです。(佐久間修志)
「暑いですね、たんの様子はいかがですか?」
横浜市都筑区にある集合住宅の一室。医師の真田弥生さん(52)=仮名=は、この部屋に住む横井春江さん(65)=同=に話しかけた。真田さんがのどに通した管からたまったたんを吸い出すと、横井さんが和らいだ表情を見せる。
横井さんは平成14年に四肢まひとなって寝たきりに。その後も胃ろう処置、肺炎などで入院、18年にはのどに管を通す手術を行ったが、病院から「ここから後は在宅で」と退院を勧められた。
横井さんは、夫と息子の3人暮らし。夫も息子も仕事があった。「こんな重病人を家で介護できるのか」。不安そうな2人に病院が勧めたのが、「都筑医療センター」だった。同区医師会が設置したもので、ケアマネや訪問看護師、ヘルパーも常駐する。横井さんはここで真田医師を紹介してもらった。
横井さんは年に数回、熱を出す。呼吸用の管を抜いてしまうこともしばしば。だが、その都度、訪れたヘルパーが異常を見つけ、センターを通じて真田さんが駆けつけた。
結局、家族が帰ったときに目にするのは、病状の安定した横井さんの姿。「みんなしっかりしている、安心して任せられます」。心配していた夫も、今は在宅チームに信頼を置いている。
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