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【ゆうゆうLife】もうひとつの家族 施設から里親・養親へ(4) (1/3ページ)
このニュースのトピックス:健康・メタボ
■週末に家庭生活を経験
児童養護施設で暮らす子供たちを、週末や夏休み、正月などに招き、家庭生活を体験してもらう「週末里親」「季節里親」。子育てが一段落した50代の関心も高いようです。里子にとっても、定期的に帰れる家があるのは心の支え。2年前から週末を里子と過ごす家族をたずねました。(清水麻子)
「おじちゃん、ただいま」
8月中旬の日曜日、茨城県鹿嶋市の会社員、堀井健蔵さん(58)宅に、妻のよし子さん(55)に連れられ、近所の児童養護施設で暮らす兄妹がやってきた。小学1年の真くん(7)と幼稚園年長の美咲ちゃん(6)=いずれも仮名。夫妻は約2年前、施設の子供に家庭生活を経験させる県の「日曜の家事業」に登録し、「週末里親」になった。以来、月1回のペースで2人を受け入れている。
2人が来る日はたいてい、よし子さんが車で迎えに行き、スーパーで一緒に夕飯の材料を買い、公園で遊んで帰宅する。2人はそれから健蔵さんとお風呂に入ったり、食卓を囲んで最近の施設での出来事を話したりして時間を過ごす。
「特別な所に連れていくわけではありませんが、施設でできない普通の生活を経験してもらっています。彼らが家庭を持つときの力になれば、うれしい」とよし子さん。
夫妻が週末里親になろうと思ったのは、親類の子の養育がきっかけ。事情があって5歳まで育てたが、実母の元に帰った。よし子さんは「子供のいない生活が急に寂しくなってしまいまして。そんなとき、夏休みだけ施設の子供を預かる里親の話を思いだして。私たちもやってみようと申し込みました」と言う。
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