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【ゆうゆうLife】医療 痛みを我慢しない(下)抱え込まずに早期治療 (1/3ページ)
このニュースのトピックス:美容・コスメ
■経済的効果指摘する声も
痛みは、第三者が共有できない難しさがあり、治療がしにくい側面もあります。しかし、放置すると、日常生活にも影響します。痛みの専門家らは「早期に取り組めば、悪影響を最小限に抑えることができる」と指摘します。(北村理)
「また痛むのかと思うと怖くて。ここで治療を受け始める前は、家で動くのもおっくうで、ついつい横になることが多くなっていました」
都内に住む70歳代の女性は、脊椎狭窄(せきついきょうさく)などで以前から傷めていた足腰の痛みが今年春先に悪化した。ここ1年間、夫の介護に精を出し、「自分のことより夫のこと」と、痛みを我慢するうちに、「痛みで夜中も目が覚めるようになってしまった」という。
今年6月、女性は知人の紹介で、順天堂大学のペインクリニックを訪れ、井関雅子医師の治療を受け始めた。井関医師は家事などを楽にできることを目指して、神経ブロックを施し、鎮痛剤を処方した。
神経ブロックは痛みに関係する神経をさぐり、麻酔薬などを注入し、脳への痛みの伝達を遮断する治療で、進行がんの患者なども対象になる。
「数カ月でなんとか身の回りのことはできるようになりました」と報告する女性に、井関医師は「次は、1人で外出できるようになることを目標にがんばりましょう」と声をかけた。女性はひとつ目標を達成できたことに自信を取り戻したかのように、にっこり笑った。
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