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65歳以上は過去最高更新 18年度の国民医療費

2008.8.28 19:25
このニュースのトピックス病気・医療

 厚生労働省は28日、平成18年度に病気やけがの治療で医療機関に支払われた医療費の総額である国民医療費が、過去最高を更新した前年度とほぼ横ばい(13億円減)の33兆1276億円となったと発表した。このうち65歳以上は全体の51・7%にあたる17兆1233億円を占め、過去最高を更新した。

 国民医療費が前年度を下回ったのは4年ぶり。18年度は、医療機関や調剤薬局に支払われる診療報酬が過去最大の3・16%引き下げられたが、高齢化などに伴う増加で抑制効果は限定的となり、減少幅が小さくなった。

 国民1人あたりの医療費は、前年度と同じ25万9300円。年代別にみると、65歳以上が64万3600円に対し、64歳以下は15万8200円で4・1倍の開き。70歳以上は71万8100円、75歳以上は79万5100円で、年齢を重ねるにつれて医療費が増えていく実態が改めて裏付けられた。国民医療費の国民所得に占める割合は8・88%(前年度9・04%)で6年ぶりの減少となった。

 財源の内訳では、国と地方の税財政を見直す三位一体改革の影響で、国庫負担が1・3%減の8兆1895億円だったのに対し、地方自治体の負担は4・7%増の3兆9379億円。

 高齢化の影響で国・地方合わせて公費負担分が0・6%増の12兆1274億円となった結果、保険料による負担割合は全体の49・0%にあたる16兆2245億円となり、3年連続で50%を割り込んだ。

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