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【ゆうゆうLife】外出したい街づくり 桜の下は福祉空間 (1/2ページ)
このニュースのトピックス:美容・コスメ
春になると日本は桜でおおわれる。私の家の近くにある護国神社でも、境内の桜が咲き誇り、花見の名所になっている。
いつのころからか、この境内に老人ホームやデイサービスのお年寄りが、マイクロバスで花見に来るようになった。桜の花の下で楽しそうにお昼ご飯を食べたり、輪になって花を見つめ、語り合う和やかな表情を見ていると、こちらの気持ちも和んでくる。
眺めているうちに、ふと気がついた。「桜の花の下は福祉空間だ」と。
家に引きこもりがちの、あるいは外出がままならないお年寄りにとって、年に一度の花見は至福のひとときであろう。日本人はみんな桜が大好きである。全国各地の咲き乱れる桜は、私たちに幸福のひとときをくれる。
ところが、護国神社の西浦正樹さんは、こんな話をしてくださった。
春になると桜は咲くが、車いすのお年寄りが近くで花見ができる場所は意外に少ない。というのも、桜が爛漫(らんまん)と咲き誇っていても、そこまで行くには遠方であったり、階段を上ったり下りたり、駐車場から歩く必要のある場所などが多い。マイクロバスの運転手を兼ねる介護員やヘルパーが、すべての高齢者をケアしながら花の咲いている場所まで連れていくのは困難である。人も多く、ゆっくりと花見ができない。
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