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社保庁元職員が「組織ぐるみの記録改竄」を証言
このニュースのトピックス:年金問題
厚生年金の算定基準となる標準報酬月額(月給)の改竄(かいざん)問題について、社会保険事務所の元職員が19日の民主党の厚生労働・総務部門会議で、改竄が社保庁の組織ぐるみで行われていたことを証言した。
証言したのは大津社保事務所で徴収課長などを務めた尾崎孝雄さん(55)。平成18年2月に滋賀社会保険事務局の総務課長補佐を最後に退職している。
尾崎さんによると、改竄が始まったのは、オンラインシステムが導入され、記録訂正が容易になった20年前ごろから。保険料を滞納する会社があると、事務所長ら上司から「何とか早くしてくれ」と、暗に改竄を求められ、社保事務局主催の「収納対策会議」でも改竄を容認する発言があったという。尾崎さんは「改竄の手法は全国の担当者が集まる研修で口伝えに広まったが、各社保事務局には本庁からの出向者もいたので、本庁も知っていたはずだ」と指摘した。