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【ゆうゆうLife】介護 認知症が始まった 小規模多機能型の課題(中) (2/3ページ)
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今は、月、水、土曜の朝30分、自宅で着替えなどの介助を受け、10時ごろ迎えに来てもらう。義夫さんはまどかで4時ごろまで過ごし、入浴の世話も受ける。水曜の夜は、まどかに泊まる。
行くのを嫌がったことはない。木造の民家で通いの定員が1日12人と少人数のためか、和子さんは「ご近所に行く感覚のようです」と話す。
まどかは、認知症高齢者グループホームなどを新座市で運営するNPO「暮らしネット・えん」が昨年2月、近くの民家を借りて始めた。近所の個人商店から食材を購入するなどし、認知症の利用者が万一、無断で出て行ってしまっても、連絡してもらえる関係を作っている。
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使い勝手が良さそうだが、利用者も確保できず、経営に苦しむ事業所は多い。利用者にすれば、従来のサービスから切り替えると、なじみのケアマネジャーやヘルパーを変えなければならないのが、登録をためらう理由のようだ。加えて、介護報酬が実態に合わない設計になっているのも、赤字を生む要因と指摘されている。
小規模多機能型の介護報酬は在宅の位置づけだが、入所施設と同様、「通い」「泊まり」「訪問」の回数に関係のない1カ月単位の定額報酬。中重度の人の、在宅を支えるサービスとして制度化された経緯から、介護報酬は要介護3以上で厚く、要介護2以下では薄い。
ところが、報酬の高い重度の人は寝たきりやそれに近く、通うことが難しい。そのため、訪問ニーズが高まるが、小規模多機能には応じられる数の職員が配置されていない。むしろ、介護度は軽くても、認知症で動き回る人やその家族らの支えになっている。

