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【ゆうゆうLife】介護 介護予防 足りないサービス(中) (1/3ページ)
□栄養改善、口腔ケア
■報酬の見直しで普及を
不適切な食生活が続いたり、口の中が不衛生だと、要介護度が悪化することをご存じですか? 介護保険には、デイサービスなどでこれらを改善するメニューがあります。しかし、普及はいまひとつ。食生活や口の中の状態が悪くなった人に、サービスが行き届くような態勢整備が求められています。(清水麻子)
「体に良いと思ってチョコレートを控えていたのですが、逆に体に悪いことをしていたなんて。本当に驚きました」
神奈川県茅ケ崎市の安田清子さん(83)=仮名=は昨年冬の“危機”を振り返った。
食が細く、ぜんそくの持病がある安田さんは、もともと太りづらい体質。だが、当時は34キロあった体重が急激に減り、30キロ台を割ることも危ぶまれた。理由は自己判断による食事制限だったという。
「通っているデイサービスの看護師さんに血糖値が上がっていることを知らされましてね。病院に行きましたら、糖尿病の予備軍と言われました。これは大変と思いまして、甘いものを食べるのをやめたんです」と安田さん。
しかし、安田さんにとって、チョコレートは体重維持に必要なカロリー源だったのだ。
幸い、担当ケアマネジャーが、高血糖と体重減少が続けば要介護度が悪化すると察知。介護予防に積極的に取り組む同市の特別養護老人ホーム「ふれあいの森」の管理栄養士、田中和美さんと連絡をとり、安田さんの通うデイサービスで栄養改善プログラムを始めた。
田中さんは安田さんに、体重減少を食い止め、同時に血糖値を下げられるよう、次の2点をアドバイスした。
1、間食は市販のチョコレートではなく、血糖値を上げない栄養補助食品のプリンなどに替える。
2、ごはんなどの主食を食べる前に、血糖値の上昇を抑えるヨーグルトを食べる。
まじめな安田さんは指導を守り、約220だった血糖値は約3カ月後に半減。体重も元に近い状態にまで戻った。現在は血糖値も正常値に近づき、要介護1を維持しながら、在宅で暮らしている。
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