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【ゆうゆうLife】医療 リビング・ウィル 終末期をどう生きるか(中) (1/3ページ)

2008.6.11 07:58
このニュースのトピックス病気・医療
母親の看取りを振り返る加藤千代さん(右)と白十字訪問看護ステーションの秋山正子所長=東京都新宿区母親の看取りを振り返る加藤千代さん(右)と白十字訪問看護ステーションの秋山正子所長=東京都新宿区

 □意思確認

 ■必要な偏りない情報提供

 さまざまな慢性疾患を抱える高齢期の患者の死期を予測するのは困難です。いざというときに備え、患者本人の意思確認は重要ですが、それを実現するには、医療者が患者や家族に偏りのない情報を提供し、家族も終末期についてよく理解することが必要です。(北村理)

 「延命のための点滴をやめたのは、やはり自然な最後を望んだ本人の意思を尊重したからでした」

 東京都内に住む加藤千代さん(73)は昨年10月、母親のたみさん(95)を自宅で看取った。

 たみさんは8月、脱水症状から衰弱し、意識がなくなった。「病院はいや」と言っていたたみさんの意向をくんで、加藤さんが在宅看護を開始。当初、「あと1週間」と言われていたたみさんだったが、点滴や訪問看護が始まると危機は脱した。

 その後2カ月、一進一退を繰り返す間、家族、医師、訪問看護師らは毎日のように点滴を続けるかどうかを話し合った。患者と20年のつきあいという医師は、点滴に効果が見られたため使用継続を主張。訪問看護側は体にむくみが出ていたことなどから、「これ以上、負担をかけるべきではない」と、中止を提案した。

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母親の看取りを振り返る加藤千代さん(右)と白十字訪問看護ステーションの秋山正子所長=東京都新宿区
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