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【ゆうゆうLife】孤独死とごみ屋敷 孤立の果てに(上)団塊の世代 (1/4ページ)

2008.5.26 07:48
このニュースのトピックス団塊の世代
今年2月に50代の男性が孤独死した部屋。糖尿病の薬が残されていた(あんしんネット提供)今年2月に50代の男性が孤独死した部屋。糖尿病の薬が残されていた(あんしんネット提供)

■もはや人ごとでない

 誰にもみとられず、ひっそりと−。孤独死といえば、独り暮らしのお年寄りの身に起きることというイメージがあります。しかし、実際には50、60代の孤独死も多く、発見までに時間が経過すると、家財の撤去や清掃などに人手と費用がかかります。遺族は、死に気づけなかった自責の念に加えて、大きな負担を背負わされます。孤独死の増加が予測されるなか、地域社会には何ができるのでしょうか。(寺田理恵)

 東京都内の2階建てアパートの一室。4月下旬、58歳の男性が遺体で見つかった。

 発見時には死後2週間がたち、男性が倒れていたトイレでは、遺体から出た血液と体液が床に染み、においが階下にも漂っていた。

 死因は肝機能障害。室内に食べ物はなく、4リットル入りの焼酎ボトルだけ。ペットのフェレットは飼い主のにおいのする場所を選んだのか、布団の中で餓死しており、男性の孤独な暮らしぶりを思わせた。

 晩年の様子を、妹の田中優子さん(56)=仮名=が「お酒がやめられず、ここ5年は生活がすさんでいました。兄は寂しくて寂しくて、しようがなかったのです。たまに電話をすると、2時間も3時間も話し続けました。唯一、心を許せる相手がフェレット。『こいつがいないと生きていけない』と言っていました」と話す。

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今年2月に50代の男性が孤独死した部屋。糖尿病の薬が残されていた(あんしんネット提供)
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