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かかりつけ主治医制度の届け出医療機関は2割 後期高齢者医療制度 (1/2ページ)
このニュースのトピックス:病気・医療
75歳以上が対象の後期高齢者医療制度(長寿医療制度)の柱である「かかりつけ主治医制度」に届け出た医療機関が、4月時点で全内科開業医の約2割にとどまっていることが産経新聞の全国調査で分かった。多くの地方医師会が「複数の慢性病を持つ患者が、本当に必要な治療を受けられなくなる」と届け出自粛を呼びかけているためだ。厚生労働省は「生活全体を支える診療を行う」と大々的にPRしてきたが、またも出ばなをくじかれた形だ。
調査によると、4月の締め切り期限だった同月14日までに社会保険事務局に届け出た医療機関は、回答がなかった茨城、福井、広島、福岡の4県を除き、43都道府県で約7900カ所(概数も含む)だった。
青森県では届け出がゼロで、主治医として期待される内科開業医(平成17年10月現在3万7356カ所)のうち約2割しか届け出をしていない計算だ。
都道府県別では、内科開業医の過半数が届け出をした計算となるのは鹿児島など4県。都市部でも兵庫は1割以下だった。
届け出が多かったのは、開業医数が多い東京約1300、大阪約700、神奈川約550など。青森をはじめ、秋田、沖縄、山形などの県では、主治医制度の利用が困難な状況となっていることが分かった。
主治医の届け出をしていない医療機関で受診すると、患者は定額払いの医療を利用できず、従来通り出来高払いとなる。