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【ゆうゆうLife】編集部から 介護予防は氷川きよし
このニュースのトピックス:団塊の世代
介護予防やリハビリに励む動機は人それぞれ。「氷川きよしのコンサートに行きたい」「北方領土返還デモに参加したい」。いろいろ聞いたが、おばあちゃんの原宿、東京の巣鴨地蔵通り商店街にお参りや買い物にくる高齢者の行動力は印象深い。
健康長寿の願いを込めた真っ赤な下着、ウエストがゴムのモンスラ(モンペスラックス)。ほかでは見ない商品が並び、花柄のつえをついたお年寄りがおしゃべりに興じる。縁日だったのか、すさまじい人の渦に巻き込まれながら、これこそピンピンコロリ(病まずにコロリと死のう)の実践と感激した。
こうした福祉機能のある空間を研究する早川和男・神戸大名誉教授によれば、同商店街は「同じ店が昔同様にあり、商品の置き場も変えない。トイレを使わせてくれる店舗も多い」そう。昔ながらの商店街は高齢者に生きがいを提供し、健康づくりを促す。神社仏閣へのお参りは、閉じこもり予防や健康ウオーキングだ。「昔の日本には、健康長寿の仕掛けや演出をする知恵があった」と早川氏。
介護予防は、お年寄りの生活習慣に根ざした動機があってこそ。「介護予防に、お地蔵さん」と編集部で力説したら、「団塊の世代には、お参りの習慣はないのでは」と議論になった。団塊ジュニアの女性記者が「団塊女性は勤勉で、おけいこ事が好き」。そこで、皆で頭をひねった結論が、商店街にカルチャーセンター。だったら、団塊男性はどうする?(寺田理恵)
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