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【ゆうゆうLife】介護 お年寄りを孤立させない(中) (3/3ページ)

2008.4.22 08:02
このニュースのトピックス病気・医療
三津屋商店街に溶け込む「デイサービス生活屋」。中の様子が、ガラス越しに見える=大阪市淀川区三津屋商店街に溶け込む「デイサービス生活屋」。中の様子が、ガラス越しに見える=大阪市淀川区

 1日のメーンイベントは昼食。朝からメニューの相談を始める。職員が「ごはんをそろそろ炊いた方がいいけど」と水を向けると、「米だけ先、炊いとかなあかん」「ごはん、炊いとこ」と決まっていく。職員と食材の買い物や調理を行う人がいれば、気の合う利用者同士で、おしゃべりを続ける人もいる。

 「食事作りは仲間作りであり、居場所作りでもある。認知症の高齢者は自分がなぜデイに行かなければならないのか、いつまで居るのか納得できない。デイが本人の居場所になるかどうかが、何で決まるかというと、仲間がいること」と成田さん。

                   ◇

 高齢者や障害者の居住福祉を研究する早川和男・神戸大学名誉教授は「商店街には、クリニックやお地蔵さん、郵便局などがあり、人が集まる。商店街が寂れると、地域社会の崩壊につながる。トイレがあれば、お年寄りは出かけやすいし、お年寄りを引き出す仕掛けができれば、孤独死が防げる。医療や福祉サービスは、病気や介護に対応する“消費”だが、商店街などのコミュニティーは予防につながる地域の資源。街が暮らしを支えていかなければ、医療や福祉の費用はかかるばかりだ」と話している。

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三津屋商店街に溶け込む「デイサービス生活屋」。中の様子が、ガラス越しに見える=大阪市淀川区
青果店で職員と昼食用の買い物をする河本さん(左)。しわがれ声に、店の女性が「お母さん、かぜ引いたん?」と気遣う

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