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【ゆうゆうLife】介護 お年寄りを孤立させない(中) (2/3ページ)
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向かいのクリーニング取次店の女性店主は時々、生活屋におやつを差し入れる。小学生の息子が遊びに行くこともある。認知症の義祖母を介護した経験があり、「(職員は)よう、やりはるね」と感心する。
代表の成田吉哉さんは「商店街の中に高齢者の居場所を作りたい。高齢者は自宅にいても訪ねてくる人がいない。しかし、商店街では人との出会いがあり、人とのかかわりの中で個性が発揮される。三津屋商店街の良さは、地元の人が使う点。おばあちゃんたちが朝食を食べにいく喫茶店は、デイのような状態になっている」と話す。
三津屋商店街では昨年夏、古い木造二階建ての空き店舗を利用して、商店街と住民の交流拠点となるスペース「みつや交流亭」ができた。商店街がにぎわった昭和30年代をイメージした空間で、買い手と売り手を超えた交流を取り戻すのがねらい。車いすで使えるトイレもある。発起人には、成田さんも名を連ねた。
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生活屋は、同区内で児童養護施設や特別養護老人ホームなどを運営する社会福祉法人「博愛社」が、認知症高齢者が住み慣れた地域で過ごせる環境づくりを目指し、3年前に開設した。定員は10人。一般的なデイと異なり、決まったスケジュールやレクリエーションはなく、利用者は思い思いに過ごす。
ふらりと出かけ、コンビニのポリ袋を下げて帰ってくる男性。「薬を買ってきた」というが、中身は日本酒。「帰ります」といっては外の縁台に座り、しばらくたつと戻ってくる女性。施錠しなくても大きなトラブルが起きないのは、生活屋を居場所と心得ているからだろうか。


