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【ゆうゆうLife】介護 お年寄りを孤立させない(上) (2/3ページ)
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コスモスの家は、三田の小学校区を活動エリアとして、訪問介護などの介護保険事業や配食などを行うNPO。夜間の介護や看取(みと)りには対応できないが、介護老人保健施設などと連携し、1人でも住み続けられる仕組みを作りたいと模索する。
この日の交流会は、高齢者の相談窓口となる地域包括支援センター(包括)が増えたため、職員らと顔合わせをしてもらうねらいもあった。
民生委員の1人が「以前、地域包括支援センターを訪ねたときは、忙しくて私たちの要望にまでは応えられないと聞きました」と発言すると、包括の職員が「包括が1つ増えましたので、できるだけ応えたい」と答える場面も。同じ小学校区で活動していても、接触がなければ、互いの事情に疎くなる。こうした取り組みの積み重ねが、住民と公的機関とのネットワーク作りにつながる。
コスモスの家の年間予算は、介護保険事業や自治体の委託事業による約9000万円。担い手はボランティアも含め100人を超すが、出発点は主婦らが始めた。理事長の渡辺ひろみさんが昭和41年に引っ越してきた当時、西三田団地はコンクリートの箱が並ぶ殺風景な街だった。男性は都心へ通勤し、街に残った主婦らが幼稚園や保育園、学童保育などの設置を求めてきた。そうした中、「一番怖いのは孤立です」という住民の声をひろい、平成元年、団地の集会所で週1回2時間半のミニ・デイサービスを始めた。
12年には介護保険の訪問介護やデイサービスなどをスタート。14年、保険を利用しない人にもネットワークを広げるため、三田地区の公共施設や相談相手の有無などを調査した。その結果、住民の多くが孤立していることを把握し、対策として、15年に交流スペース「三田ふれあいセンター」をオープン。昼食会やヨガクラブなど、高齢者の集まる場を提供している。
「三田地区は生活に必要な公共施設がそろい、再生していける街」と渡辺さん。
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