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【明日へのセーフティーネット】声なき声(2) 厳しい雇用 (3/3ページ)
このニュースのトピックス:「明日へのセーフティーネット」
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厳しい雇用状況のなかで、新しい人生を歩み出した読者もいた。「就職氷河期世代の中途採用の困難さを報道するなら、私を取材してください」。取材班にそんなメールを寄せていた伊丹市の30歳の女性だった。彼女は「非正規社員やハローワーク経由の再就職者で、退職金もボーナスも昇級もなく、低賃金で働いている人がどんなに多いか驚きますよ」と訴えていた。
2年に及ぶ就職活動を続けたものの、約250社で不採用になり、一時は自殺を考えたことさえあったが、昨年、あるメーカーの総務部門に正規採用された。働き始めてもうすぐ1年、「生活が安定し、自分自身の将来のことを考える余裕ができてきた」という。そして、いま、正社員を目指して就職活動中の「氷河期世代」に、「40社や50社落ちたくらいでは、あきらめないで。本当に厳しいけれど、不可能ではないです」とエールを送る。