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【明日へのセーフティーネット】声なき声(1) 介護の悲劇 (3/3ページ)
このニュースのトピックス:「明日へのセーフティーネット」
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介護生活について数多くの実体験が取材班に寄せられた。昨年3月、80歳の夫を亡くしたという女性読者は『在宅介護は1対1では絶対無理です。高齢化が進む中、介護疲れからくる悲劇はこれからも防ぐことはできないだろうと思います』とつづっている。
『痴呆(ちほう)症の父親と高校生の息子と3人で暮らしています。身内も近づかなくなり、1人で背負って生きています。時間の余裕も、気持ちの余裕もありません。つい一番弱い父親にぶつけてしまい、後悔しています』と精神的にも肉体的にも苦しい状況を打ち明ける人もいた。『介護した人にしかわからないこと、たくさんあります』
介護制度も生活保護も人が人として生きるための命綱であるはずだ。しかし、それぞれが有効に機能しているとはいいがたい。セーフティーネットの周辺で耳をすますと普段は声にもならない悲痛な声がさまざまな現場から聞こえてくる。
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3部までの連載に対し、これまでに手紙やメール、FAXで約200件の反響が取材班に寄せられた。連載の締めくくりとして、第4部では読者の声を通して、多くの矛盾を抱えたセーフティーネットの現実をもう一度、見つめてみる。