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【ゆうゆうLife】雇用 安心して働けない!! 日雇い派遣の社会保障(下) (1/3ページ)
このニュースのトピックス:就職・転職
□厚生年金
■給与月払いがハードル
派遣期間の短い日雇い派遣労働者でも、一定の条件を満たせば、厚生年金に加入できます。ただ、将来への安心を得られる半面、日々の賃金で生活を支える日雇い派遣の労働者の場合、まとまった保険料を納めると、目前の生計を維持できないという困難さもつきまといます。(佐久間修志)
「(年金や健康保険の)保険料の計算ができないため、お給料のお支払いが月払いとなります」
日雇い派遣の事業者から送られてきた厚生年金保険の加入案内。日雇い派遣で働く福岡県の武田奈緒子さん(40)=仮名=は、一回り大きめの文字で強調された「月払い」のフレーズに、理不尽さを覚えた。
「給与が月払いになると、お金がないときに困る」という武田さん。以前から厚生年金には入りたいとは考えていたが、賃金が月払いになる不便さを思うと加入できない。「将来の安心は得たいが、その時は目先の生活を考えるしかなかった」という。
武田さんは人間関係の悩みから、以前勤めていた会社を退職。平成16年10月から、日雇い派遣事業者に登録した。当時は次の就職先が決まるまでのつなぎのつもりだった。だが、仕事は見つからず、翌年4月からは日雇い派遣が“本職”になった。
それからは働くペースもアップ。3月に6日だった仕事日は4月に20日を超えた。そして数カ月たった同年の夏、事業者から厚生年金加入の通知を受け取った。
同じように働く友人を見渡しても、「賃金が日払いでなければ生活できない」という人は多い。「派遣元は(年金加入の)通知を出してはいるが形だけ。あれでは『厚生年金に入るな』と言っているのと同じですよ」

