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協会けんぽ 懲戒処分者71人採用へ 社保庁改革骨抜き批判も (1/2ページ)

2008.4.14 22:57
このニュースのトピックス年金問題

 社会保険庁の政府管掌健康保険(政管健保)業務を引き継ぎ、今年10月に発足する公法人「全国健康保険協会」(協会けんぽ)の設立委員会は14日、社保庁から採用する職員1800人の内定を了承した。この中には、年金記録のぞき見事件など懲戒処分歴がある71人が「処分後の勤務評価が高い」として認められたほか、訓告などの矯正措置(内部処分)を受けたことのある人も317人が採用されることになった。懲戒処分や内部処分を受けた職員が約2割の388人占めることになり、社保庁改革の骨抜き批判が強まりそうだ。

 協会けんぽの内定者は、社保庁が同協会を第1希望とした人を中心に4156人から1800人を選び、同日の設立委に候補者名簿を提示して了承された。選抜には平成19年度上半期の人事評価を活用。5段階の人事評価のうち最低ランクのD評価の職員は候補者から除外した。年金記録のぞき見や国民年金保険料の不正免除・猶予などで過去に懲戒処分を受けた職員は、重い処分を課せられた人ほど高評価を得ていることを条件とした。

 この結果、処分を複数受けた職員は候補者に選ばれなかったが、過去の減給処分者9人、戒告処分者62人が選ばれた。懲戒処分者の内定率が31%なのに対し、処分のない職員の内定率は44%と大差はなく、過去の懲戒処分歴よりも処分後の勤務成績などが重視された形だ。

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