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【厚労省のカルテ】(1)薬害恐れ新薬に二の足 (3/3ページ)

2008.4.12 07:57
このニュースのトピックス副作用

 舛添厚労相の回答は「薬事行政については厚労省の職員一同が、『緊張感』を持っていく」だった。

 「早く承認を!」。そんな声が届く一方で、厚労省には「慎重に!」という声も届く。外から見れば、両者の主張に板挟み状態だった日本の厚労行政は、舛添厚労相の10月14日の発言で承認短縮に大きく踏み出すことになった。

 だが、舛添厚労相の公約発言から1週間もたたない10月19日。薬害肝炎問題で、厚労省の地下倉庫から、血液製剤の副作用資料が放置されていたことが明らかになった。活用の仕方によっては、薬害肝炎裁判の早期解決、さらには副作用発症後の早期治療にもつながった資料だ。

 ドラッグ・ラグの解消。一番の障害になっているのは、「緊張感」のない厚労省の体質なのかもしれない。

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