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【ゆうゆうLife】向き合って 高瀬登志子さん(上) (3/3ページ)

2008.4.10 07:46

                  ◇

 以前とまったく同じというわけにはいきません。それでも、ある程度、普通の生活はできる。今は半年に1度、ペースメーカーの状態を調べに病院に行っています。正常に動いているか、電池はあと、どのくらい持つのか。4年ほど前、ちょっと調子が悪くなって、機械を取り換える手術を受けました。この機械は、心臓が正常に動かないと、指示を出す。それがリードと呼ぶ線を通じて心臓に伝えられ、心臓が正常なリズムを刻むんです。ほんとうによくできていると思います。

 4人の娘と8人の孫がいますが、みんな私の体を気遣って声をかけてくれたり、手伝ってくれたり。重いものが持てないので、高校生や中学生の孫もよく助けてくれます。

 自分は健康だ、と思っていても、いつ何時、病気になるか、障害を負うか、分かりません。心臓を患って健康のありがたさが身にしみました。こういう病気で内部障害者になり、世の中にはいろいろな障害をもっている人がいると知りました。そして、それにくじけることなく生きている。アビリンピック出場はそんな発見の場にもなりました。

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たかせ・としこ 昭和27年、茨城県茨城町生まれ。笠間市にあるイトキンの物流加工拠点(アイ・エヌ・エス)社員。平成6年に心臓にペースメーカーを植え込み、身体障害者1級に。19年に、障害者の技能五輪「国際アビリンピック」で金メダルを獲得。洋裁関連種目での日本選手の金メダルは昭和56年の第1回大会以来、26年ぶり。

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