ニュース: 生活 RSS feed
【ゆうゆうLife】介護 自力でトイレに行ける住宅改修(上) (1/3ページ)
このニュースのトピックス:介護
人間の動きに家を合わせる
1人でトイレに行けるかどうかは、在宅介護を続ける上で重要なポイントです。夜間のトイレ介助が必要だと、本人もつらいし、介護者の負担も大きいからです。トイレ自立は、手すり設置や段差解消などの住宅改修で可能になることもあります。ただし、その人の身体状況や生活を理解して行わなければ、効果が上がらないケースもあるようです。(寺田理恵)
会社経営者の50歳代男性は、自立を目指してバリアフリーの家を新築したにもかかわらず、1人でトイレを使うことができなかった。
男性は脳出血後、左半身にまひが残り、妻の介護を受けていたが、古い家屋は段差が多く、通院などの外出も困難。妻の介護負担は重く、それが男性のストレスになっていた。そこで、男性が車いすで移動できるよう、バリアフリー仕様の輸入住宅を新築した。けれども、妻の負担は減らず、夫妻は「新築してもダメ」と落胆していた。
理学療法士で工学修士(建築学)の金沢善智(よしのり)・目白大学教授が男性のバリアフリー住宅での生活をみると、廊下やドアの幅が広いものの、肝心のトイレが少し狭かった。
男性がトイレに行くには、ドアが障害となった。
男性は車いすで便器に近寄れば、自分で便座に移乗できる。ところが、この家では、便器まで行くのに、最初に廊下のドアを手前に開けて手洗いスペースに入る。さらに奧のドアを開けなければならず、車いすでは奧まで入っていけなかった。
手すりの位置も、男性の動きに合っていなかった。左半身まひの男性は便座から立ち上がる際、右側のL字形手すりにつかまるが、取り付けてあった位置は便器に座った状態で手前過ぎて、支えにならなかった。
このニュースの写真
関連ニュース
- 【ゆうゆうLife】編集長から おじいさんが焼いたマドレーヌ
- 【ゆうゆうLife】向き合って 元地域新聞編集長 太田知子さん(53)(下)

- 【ゆうゆうLife】向き合って 元地域新聞編集長・太田知子さん(53)(上)

- 【ゆうゆうLife】社会保障これから 年金の税方式化への疑念

- 【ゆうゆうLife】年金 年金質問箱−「2階建て」ってなんだろう(下)

- 【ゆうゆうLife】知っ得!年金・健保・仕事 育児休業中の厚生年金の保険料は?
- 【ゆうゆうLife】年金 年金質問箱−2階建てってなんだろう(中)

- 【ゆうゆうLife】年金 年金質問箱−2階建てってなんだろう(上)

- 【ゆうゆうLife】向き合って 故遠藤周作氏夫人 遠藤順子さん(80)(下)

- 【ゆうゆうLife】読者から ご両親はいつも心に




